2015年4月14日

SUMiZstandard_STORAGE

快適な住まいを構成する要素はたくさんありますが、その中でSUMiZでは特に重要に考え、提案するのがStorage=収納計画です。収納はたくさんあればいい?後で何に使うか考えればいい?しかし、どの住宅も空間やコストに制限があり、使い勝手や必要量は、たくさんあれば良いではなく、どこにどれくらい必要かを深い階層でヒアリングを重ね、設計にプロットしていくプロセスが不可欠です。整理された住宅は、快適な生活をするための必要要件です。ある意味、収納も重要なデザインワークであると言えます。例えば、トイレに収納がない場合、トイレットペーパーや清掃用具などは、どこに収納するのか?まさか、突っ張り棒!!大きさに合っていないカーテン!!更には、キッチンにはパントリーは?スパイスラックは?ウォークインクローゼットの中は?洗面室には洗剤はリネン類は?SUMiZの我が家では、洗面室には、リネン類はもとより、家族全員の下着から部屋着まで収納できるようにしてあり、汚れたもの(洗面)→洗濯機(洗面)→干す(ベランダ)→洗濯物(洗面)と、使い勝手まで考察された収納計画を構築しています。もちろん、ご家族それぞれで使い方や生活習慣の違いがありますので、ベストプラクティスは異なります。稚拙な設計では、収納=クローゼットもしくは押入れとなり、とりあえず各部屋1つとなります、収納するもの及び必要量の検証もなしに、それで本当に快適な住まいが出来ますか?
SUMiZでは、家族の持ち物や量はもちろん、趣味などの収納方法にまで検討を行い、収納計画をカスタマイズします。basicな要望がしっかり確立されて、住みやすく、永く使い続ける事ができると確信しています。良い住まいつくりには、工法や仕様ではなく、住まう方とつくる者とのコミュニケーションが大きく左右すると考えます。

PS:我が家の収納でも、後発的に発生したキャンプ道具なども、納戸など位置関係も悩ましいところです。