2012年5月20日

「愛」があれば可能、ではない



■資本主義だからといって、量的拡大にこだわらなくてもいいじゃないか、ドイツやスイスのように、質を高めれば、とか、貨幣経済からギフト経済へ、とか、識者の話を聞かずとも、社会や、わたしたちの価値観が、変わってきましたね。
競うのではなく、シェアし、助け合う。
その起点が家族でしょう。
家族との日々の暮らしにこそ、コストをかけるべきと思います。お金だけじゃありません。時間を作ったり、手間をかけたり。
ぼくはふたりの息子たちと、いろいろな種類の、たくさんの体験をしたいと思っています。それは楽しいものだけではなく、ケンカしたり、病気になって心配したりされたり、そんなぜんぶを含みます。
「愛」があれば可能、ではありません。
歯が痛くてたまらないとき、他人に優しくできないように、狭くて、快適ではない住まいでは、家族体験の質も……。
ぼくは、庭も無い、狭い家で育ったので、このSUMiZ をちょっと無理してw 買いました。まず、子供たちとのびのび暮らせること。そして、誕生日やクリスマス、端午の節句やバーベキューとか、家族のイベントを大切にしよう。それが可能な住まいを考えました。よそゆきに着替えてどこかに出かけなくても、我が家がいちばん楽しく、家族の思いでをつむいでゆけたら、経済的でもありますしw、シアワセですから。

■写真は、5月5日の、5つと8つの息子のためのカブト、
母の日のカーネーション、昨夏のバルコニーキャンプです。



2011年9月18日

お揃いのMTBで、妻とも(ますます?)関係改善



■マニアの方からすれば大したことないかも知れませんが,妻のぶんと2台、ルイガノの「ちゃんとした」マウンテンバイクを買い、それでちょっと生活が変わりました。
水曜日が休みなので,息子たちが小学校、幼稚園に行っている間、妻とバイクで,ちょっと足を伸ばして,行ってみたかった店でブランチを楽しんだり、息子たちが寝てから焼き鳥屋を覗いたり(飲んだらバイク押して帰ります)
いい運動になるし、店に着くともの足りなくなります。もっと乗りたくて。
ママチャリではそう思ったことなんてなかったんですけどね。必要だから乗るモノでしかなく。
フロントサスがついているので振動を吸収し、腕と上半身の疲れが少ない。前輪の振動を抑えるのって想像以上に負担がかかるものだなと、MTBに乗っていると逆に分かります。
ギアとかディレイラーもママチャリとは違うし、ロードレーサーほどではないけれど、前傾して,力を伝えやすいライディングポジション。ラクで速い。風が気持ちいい。
同じ自転車でも、ママチャリとMTBは別モノ。物理的な性能も、それによって与えられることも。値段は何倍もするけれど。
ママチャリにも優れた点はあり、ママチャリ的な住まいもあります。否定はしません。
多少コストが嵩んでも,僕はMTBでなくちゃいやだな。

2011年9月14日

うちのオフィスは,お茶も出ません (__;)


■自虐シリーズ3本目ですw
横浜は元町商店街近く、山手トンネル入り口すぐそば──横浜市中区石川町1-43-2 翔啓ビル3F──に,SUMiZ元町オフィスを構えておりますが、お客様駐車場はありません。受付の女の子もいませんし、お茶も出ません。
〔酷暑の日などは、近所のコンビニに走り、お出ししますが)
そりゃあ、お客様が担当の建築家・諸我先生と打ち合わせ、一段落ついた頃合い、無添加はらドーナツ元町支店のそれと、事務所で淹れたコーヒーをお出しできればと思いますよ。
でも、受付の女性とか駐車場とか,固定経費を増やしてしまうと、仕事「量」を増やさねばならず、「質」を保つのが簡単ではなくなります。なのでいまのところ──それもかなり無理があるのですが(苦)──五味ひとりで応接させていただいております。

なんといいますか、SUMiZ元町オフィスは,応接の場ではなく,住まいづくりの「現場」的なイメージです。ソファもプロジェクターも小鉢に盛ったキャンディもありませんが、目標を共有し、大阪でいう「正味の話し」ができる場。それでもよろしければ是非、いらしてください。

2011年8月18日

SUMiZの仕事は、非効率の極みです(泣笑)


■年間竣工棟数とか、売上高とか、もとよりSUMiZは数的成功をファーストプライオリティにおいていないのですが──もちろんある程度の数字は必要なのですが(汗)──それにしてもSUMiZは、効率良く「棟数を稼ぐ」的な仕事はできません。
どころか非効率のきわみです(笑) 
自ら標榜し、顧客利益と謳ってもいることですが、一棟一棟がレアケースで、難条件、解かなければいけないパズルが多い。
このブログで施工レポート中の、超急斜ひな壇敷地の横浜南プロジェクト。ようやく棟上げが終わり、金物などを取り付けているところですが(写真)、既報のとおり、生コン車も、現場でのすり合わせ作業も3倍必要です。
9月末着工予定、SUMiZ富岡は設計の詰めの段階、主にガーデニング用水のため井戸を設けることにしましたが、地下水枯渇、地盤沈下などの原因となりうる井戸はそう簡単に掘れるものではありません。業者を探し見積もりをとるだけではなく、横浜市に申請、多数項目をクリアし、許可を得ねばなりません。
さらにはプランをプレゼン中のSUMiZ南生田、敷地が丘のてっぺんで、眺望、風通しは最高なのですが、敷地に通ずる車道がありません。腕が鳴る難条件、といえ資材も搬入できなければ不可能。隣接する墓園に交渉、クレーンを据え資材を上げるためのスペース使用許可を取り、生コンを圧送可能であることも確認。詳細なプランと見積もりを作っているところです。他にもいくつかの計画、ご相談をいただき、並行して進めています。
ぐわんぐわんと頭を殴られるような猛暑はつらいですが、この時代に多忙は有り難い。仕事を終えてのビールが死ぬほどキます。

2011年7月25日

横浜南プロジェクト-04▶なぜ、生コン車が3倍必要か(大汗)


■BLOG更新が滞っておりますが、横浜南プロジェクト、進んでいます。
タイヘンです(笑)
ちょっと復習。模型写真をご覧下さい。ひな壇状の敷地という難条件を逆手に、2Fに広いLDK、メゾネット的立体性と開放性。3mの高低差をもつ上下2つの宅盤にまたがる、3世代同居住宅です。
SUMiZとしては、こういう難条件はむしろ歓迎ですが、他の複数の業者は、プランを考えるどころか、はなから「うちでは無理です」と請けなかったとのことです。
無理もない、ともいえます。宅地に接する道路は急斜面で、生コン車は通常の1/3しか生コンを積めません。急傾斜のため、タンク内で液面が傾きオーバーフローのおそれがあるからです。つまり生コン打設時には3倍の配車が必要、しかも道路幅は狭く、生コン車一台がぎりぎり進入できる程度。
さらには、ひな壇状敷地は、スキー場ならエキスパートオンリーレベルのさらなる急斜面。上の宅盤にユンボを送るために狭い道路にクレーンを据えねばならないし、一部客土造成しているため、既報の通り、杭を打って補強する必要がありました。
施行写真は、ガレージを作るため、下の宅盤を掘削、山留めしているところですが、(客土の上宅盤に対し)ほとんど岩盤、硬くて大変ながら道路面から120cm下まで掘削、RC基礎と連続したガレージを打設しました。
地盤は強固なのですが、この急斜面なので、大地震や豪雨時、地滑りなどリスクが高まると考えられ、万全を期しました。
現場は、写真の状態より、ずっと進捗しておりますが、工事のための道路使用申請始め、施工監理に追われ、レポートが遅れています。落ち着きましたら、一連のプロセスを、分かりやすくご報告しようと思っています。