2012年5月20日

「愛」があれば可能、ではない



■資本主義だからといって、量的拡大にこだわらなくてもいいじゃないか、ドイツやスイスのように、質を高めれば、とか、貨幣経済からギフト経済へ、とか、識者の話を聞かずとも、社会や、わたしたちの価値観が、変わってきましたね。
競うのではなく、シェアし、助け合う。
その起点が家族でしょう。
家族との日々の暮らしにこそ、コストをかけるべきと思います。お金だけじゃありません。時間を作ったり、手間をかけたり。
ぼくはふたりの息子たちと、いろいろな種類の、たくさんの体験をしたいと思っています。それは楽しいものだけではなく、ケンカしたり、病気になって心配したりされたり、そんなぜんぶを含みます。
「愛」があれば可能、ではありません。
歯が痛くてたまらないとき、他人に優しくできないように、狭くて、快適ではない住まいでは、家族体験の質も……。
ぼくは、庭も無い、狭い家で育ったので、このSUMiZ をちょっと無理してw 買いました。まず、子供たちとのびのび暮らせること。そして、誕生日やクリスマス、端午の節句やバーベキューとか、家族のイベントを大切にしよう。それが可能な住まいを考えました。よそゆきに着替えてどこかに出かけなくても、我が家がいちばん楽しく、家族の思いでをつむいでゆけたら、経済的でもありますしw、シアワセですから。

■写真は、5月5日の、5つと8つの息子のためのカブト、
母の日のカーネーション、昨夏のバルコニーキャンプです。