2010年12月6日

お子さまの成長とともに、変わりつづける「白い箱」

スマイズのキャッチフレーズ例です。
造りこむことも、住まいづくりの一法ですが、造りこむことはしばしば、使い勝手を限定し、住まいの可塑性を奪ってしまいます。
住まいは、家族をしっかりと、鷹揚に受け容れる、フレキシブルな箱であるべきです。
よい意味での曖昧さがないと、住まいは、ご家族と成長とともに変化してゆけません。
スマイズのお施主様は、30代の若いご夫婦が多いです。
第一子のご出産を控えておられるとか、まだ小さいお子さまをよりよい住環境で育てたいから、という理由で選んでいただいております。
竣工後、とくにご要望が無くても、年に一度、点検に伺っているのですが、いつもおどろかされるのはお子さまたちの成長です。伺う度に、勉強机のサイズや、本やオモチャが変わっています。「白い箱」である部屋も、壁のデコレーションや、間取りが変わったりしています。お子さまのご成長、それとともに変化しつづける住まい。それらを、年に一度見るのは大きな楽しみです。
■写真は、つい先日お邪魔したS氏様邸、9歳の娘さんの部屋。ピンクの椅子は彼女がIKEAで選んだもの。壁のデコレーションとカーテンはお母様の手製。

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