2016年5月12日

市が尾の家2016 Prologue

久しぶりのブログです。
今回は、先日、引渡しをさせていただいた”市が尾の家”を紹介します。
施主N様とお会いしたのは、ちょうど1年前でした。N様が従前に暮らしていた田園都市エリアにて開放的な環境でお子様と暮らしたいと計画していたところ、東南から南西面に大きく開けた敷地と出会い、その敷地の特性を活かせる建築会社を探している時でした。ハウスメーカー、ハウスビルダー、SUMiZと数社との面談を行い、SUMiZにもご興味を戴き、家づくりのみならず、LifeStyleまで、沢山のお話をさせて頂くことが出来ました。
PLAN構築には、一級建築士事務所AtelireARCが登場します。建築敷地でのミーティングやご家族の生活スタイルのヒアリング、デザインのベネフィット、コストの把握などを丁寧に行った後、建築家の特性である空間デザインで建築PLANを構築していきます。私も毎回、コスト算出のために渡される仮PLANを楽しみにしていまして、現地にPLANを持って行っては一人唸っていたりします(^_^)v、合わせて、設計事務所とコストを睨み、仕様を決め、見積書を作成したら、ドキドキの建築PLANプレゼンテーションです。N様の感想が楽しみです(^ ^)。さて、いよいよプレゼンテーションの開始です!



今回のテーマは、開放性とプライバシーの相反する要素でした。敷地の開けた南西側には、高台の公園があり、外からの視線を考慮する必要があり、かたや大きな開口部とデッキバルコニーを必須要件とした施主要望に、建築家が導き出したPLANは、階段室を南西側に配置し干渉エリアとして、外からの視線からプライバシーを守り、その階段室をガラス張りとすることで開放性を損なわないつくりとしました。デッキバルコニーは東南側から南西面につながり、デッキでの様々なシーンに対応、愛車の仏車もインナーガレージに納まり、N様も納得の様子。平面図や立面図で間取りを、断面図で空間設計を、また、建築模型で建物デザインを説明。期待以上の提案に喜んでいただいたところに問題が発生!それは、PLAN説明後の見積及び資金計画の説明が終わった時でした。全体コストの把握に間違いがあり、仕様の変更だけでは、今回の建築PLANは成り立たないことが判明。そこへ、コスト面で優位なハウスビルダーのPLAN見積が提示!!SUMiZでの家づくりが難しいと思われましたが、N様、SUMiZのPLAN提案力と家づくりの違いに評価をいただき、RePLANでの契約を無事いただきました。
RePLANされた建物は、次回、”市が尾の家2016 Preview"で紹介します。

2015年4月14日

SUMiZstandard_STORAGE

快適な住まいを構成する要素はたくさんありますが、その中でSUMiZでは特に重要に考え、提案するのがStorage=収納計画です。収納はたくさんあればいい?後で何に使うか考えればいい?しかし、どの住宅も空間やコストに制限があり、使い勝手や必要量は、たくさんあれば良いではなく、どこにどれくらい必要かを深い階層でヒアリングを重ね、設計にプロットしていくプロセスが不可欠です。整理された住宅は、快適な生活をするための必要要件です。ある意味、収納も重要なデザインワークであると言えます。例えば、トイレに収納がない場合、トイレットペーパーや清掃用具などは、どこに収納するのか?まさか、突っ張り棒!!大きさに合っていないカーテン!!更には、キッチンにはパントリーは?スパイスラックは?ウォークインクローゼットの中は?洗面室には洗剤はリネン類は?SUMiZの我が家では、洗面室には、リネン類はもとより、家族全員の下着から部屋着まで収納できるようにしてあり、汚れたもの(洗面)→洗濯機(洗面)→干す(ベランダ)→洗濯物(洗面)と、使い勝手まで考察された収納計画を構築しています。もちろん、ご家族それぞれで使い方や生活習慣の違いがありますので、ベストプラクティスは異なります。稚拙な設計では、収納=クローゼットもしくは押入れとなり、とりあえず各部屋1つとなります、収納するもの及び必要量の検証もなしに、それで本当に快適な住まいが出来ますか?
SUMiZでは、家族の持ち物や量はもちろん、趣味などの収納方法にまで検討を行い、収納計画をカスタマイズします。basicな要望がしっかり確立されて、住みやすく、永く使い続ける事ができると確信しています。良い住まいつくりには、工法や仕様ではなく、住まう方とつくる者とのコミュニケーションが大きく左右すると考えます。

PS:我が家の収納でも、後発的に発生したキャンプ道具なども、納戸など位置関係も悩ましいところです。

2015年3月31日

早いもので…

少し?ブログをさぼっていたら、もう4月です*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
2015年も、”三ツ沢公園の家”を引き渡し、”新小岩の家”をも引き渡しが終わりました。
そこで”新小岩の家”を少し紹介します。



敷地は26坪の角地。容積率が高いため、3階建として、生活動線を縦方向に活かすことも出来たが、それでは、家族の生活シーンの繋がりが薄くなる。そこで、基本モジュールは2階建としながらも、3階部分を多目的スペースとして、吹抜を介して繋げ、将来の拡張性をも担保しながら、生活空間を拡げた。
多目的スペースのR階は、界壁を無くして、ワイヤーにて区画をし、まさに、familyDinningの上に浮く形でレイアウトされていて、子供の遊び場として、大人の隠れ家的酒場として、ゲストルームとして、利用用途もさることながら、それぞれを楽しく演出します。
また、このLOFTを伴ったfamilyDininngは、プライバシーに守られた約6畳のデッキ敷きのアウトリビングをも併設しています。このアウトリビングは、敷地の社会的環境を考慮して、敢えて、クローズド!ピクチャーウィンドウの様に切り抜かれた開口部からは、隣地の緑が、上を見上げれば青空が望めます。



家族が一番長くいる場所=familyDininngのホスピタリティに、SUMiZはトコトンこだわります。それは、その家の成果を問われる最も重要な要素と考えているからです。

2015年1月7日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
ブログの更新が滞ってましたが?本年は、SUMiZをご理解頂くため、SUMiZ情報はもとより、皆様の住まいつくりの参考になれればと思い、パーソナルな情報も満載でUPしてまいります。また、月1 で、SUMiZで設計をお願いしている設計事務所アトリエARCのスタッフの方にもコラムを頂戴する予定です。
鎌倉今泉台の陶芸家W様の個展にて
昨年末、鎌倉今泉台の陶芸家W様の住居兼工房を竣工、お引き渡しさせていただきました。個展にも遊びに行かせてもらい、日本酒の徳利、お猪口などを譲ってもらいました。
SUMiZ今泉台”陶芸家の住み家”にて、SUMiZ山下町officeのコーヒーカップを創っていただく予定です。愛用のfirekingの出番が少なくなりそうです。


TSDに遊びに来てくれたW様

又、現在、三ツ沢公園の家、新小岩の家、石神井の家の3棟が建築中です。1月24日/25日には、本年1回目のTSD(touchSUMiZday)を行います。詳しくはホームページで案内しています。今回は、設計事務所アトリエARCにも参加いただき、皆様の質疑や相談に一緒にお応えします。ぜひ、SUMiZに見て触って、その空間を体感してください。



最後になりますが、本年もSUMiZは、経済的で合理的な住まいを探求し、新しい生活様式にカスタマイズ(スマイズ)された住宅を皆様に提案していきます。どうぞ、ご期待下さい。                             SUMiZ EP 五味輝雄




2014年2月16日

SUMiZ研究棟 Experience

SUMiZでは、後悔しない家づくりをサポートする為に、SUMiZ研究棟を案内しています。SUMiZ研究棟?そう、我が家です^^;
築7年で男の子2人と犬が育った軌跡が痛々しい(T_T)実生活を営んでいるRaeltyHouseです。
よって、本来の家の性能が一番わかる、Workshopとなっています。
洗面所のリネンや洗剤はどうしてるの?スキーやキャンプ用具の収納はどうしてるの?ウォークインクローゼットはどんな風に使ってるの?ウッドデッキでの食事はどうしてるの?子供はどこで勉強してるの?キッチンの使い勝手は?インテリア雑貨や植物などのバランスは?造作家具の使い勝手やインテリアの影響は?洗濯物はどう干してるの?
などなど、住んでみなければわからない、家と生活と人とのバランスを体験してもらいます。
住宅展示場のモデルハウスのインテリアコーディネーターの…。違います!
洗濯物だって干してあります(>_<)。
SUMiZでは、皆様に”素敵な家”の提案ではなく、”家族が楽しく生活していく家”を提案していくことをミッションとしているからです。
僭越ですが、SUMiZ研究棟の体験を通し、皆様ご自身の暮らしのビジョンを描くヒントになれば、後悔しない家づくりに繋がると確信しています。