2010年6月5日

優先すべきは「資産価値」ではなく「実生活の質」


■現在、敷地探し、住まいづくりに取り組んでおられる皆様、土地の「資産価値」という呪文、不動産業者のセールストークに惑わされていませんか?

それも大切な検討要素でしょう。ですがあなたは、将来、その土地を転売し儲ける目論見をお持ちですか?

分かりやすいよう、やや単純化して説明しましょう。

ご予算5000万として、資産価値がある(?)土地に3500万費やすと、住宅には1500万しか充てられません。
いくら南側の角地でスーパーが近くても、低品質の、快適ではない住宅に、35年間住宅ローンを払いながら住まい続けなければなりません。空調費や、リフォームや、場合によっては建て替えなど、時間軸上のコストも嵩むでしょう。
人生に重くのしかかる、これほど高い買い物はありません。

SUMiZ なら2500万の土地を探し、2500万の住宅を提案します。
傾斜地や、旗竿、ウナギの寝床型など不整形の敷地は人気が無く、比較的安価に入手できるチャンスがあります。
SUMiZ の利点のひとつは、設計士ではなく建築家が設計することです。
その手腕により、敷地の問題を魅力に転じる住まいを実現します。
建築家の腕が鳴る条件下、その能力を120%引き出し──建築家起用メリットをより活かし──お施主様の利益を最大化するのです。
優先すべきは「資産価値」ではなく「実生活の質」です。
これまでもそういう方針で仕事を重ねてき、上記のような典型例では──お施主様ご所有の敷地に新築など──ありませんが、作例を何邸かアップしています。

■SUMiZ 鵠沼海岸 空と土のシェルター
■SUMiZ 篠原東 ライフアミューズ
■SUMiZ 披露山グリーンハウス
etc

不肖五味、実は元不動産営業にして、宅地建物取引主任者でありまして、この、

「敷地探し + 土地と建物の最適コスト配分 + 長期的に、生活の質とローコストを維持する住宅設計」……長っ!(^_^;)
を、SUMiZ の主要なサービスとひとつとして、明快に加えようと思っています。
本日も、現場への往路と復路周辺の土地を、20件ほど見てきました。
ただ、建築が難しく、ゆえに割安、なだけの土地であればいいわけではありません。
たとえば急傾斜地だけど、眺望が良いなど、何かしらの美点がある敷地を探しています。
(そう簡単に見つかるものではないですが)

近日中に、新サービス具体の解説がてら、過去の典型例をアップする予定です。乞うご期待。

※写真はイメージです。

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