2010年6月9日

木造なのに屋上緑化。芝生のルーフバルコニー


■この初春に竣工、お引渡しをさせていただいたS様邸に、書類を届けに伺いました。

S様邸、光庭を挟む東西のツインルーフバルコニーとし、西側のそれはウッドではなく芝生、つまり屋上緑化しています。(詳しくはこちら)
木造住宅の場合、防水の問題で、屋上緑化は一般に難しいのですが、スマイズの場合、剛床構造により、躯体の強度、剛性を高めているので、防水層に負担がかからず、ルーフを全面バルコニーにしたり、緑化したりが可能になるのです。
屋上緑化は断熱性を大いに高めるなどエコで、現在、助成も受けられます。
S様邸も藤沢市の助成対象になり、その勉強がてら、五味が代理申請させていただきました。

芝生のルーフバルコニー、初春の竣工時にはまだ用土が沈着しておらず、茶色でした。

ところが今回、写真をご覧下さい、一面の新緑!
そのうえ周囲に高い建物が無く、江ノ島、相模湾、丹沢、富士山……を望む全天全周のパノラマが、芝のバルコニーの気持ちよさを高めています。

「芝刈り機買わなきゃ」
と、お施主様の嬉しい悲鳴、お施主様の歓びは五味の歓び、しかし嫉妬も交じるフクザツな気持ち。……いいなァ、裸足で芝を踏み、子供たちとゴロゴロしたり。あぐらをかいてビール飲んだら旨ぇだろうな……。

S様邸は、アプローチも芝とし、天然石を敷きましたが、こちらは日当たりの差でしょうが、あまり青くありません。住まいのなかで自然を感じる、住まいと自然が連続している環境は、なにより上質です。いや、自画自賛ですね (^_^;


「思い込みや、先入感で、住まいづくりの選択肢を、狭めておられませんか?」

"TOUCH SUMiZ DAY" キャンペーンで、そのように申し上げましたが、木造住宅でも、
──例えばスマイズであれば──ルーフ全面バルコニー、全面緑化も可能なのです。

お施主様のなかにも、ご予算の関係で、ルーフバルコニーをトップコート(防水仕上げのみ)とされているケースがありますが、余裕ができた時点で、アマゾンジャラを敷くも、芝生で緑化するも良し。

施工も比較的簡便で、ご予算もそうかからず、断熱性アップによる空調費の低減など
具体的なメリットもあります。

■写真註:中央の箱形は2F LDK に落ちるトップライトです。ガラスの天板で、BBQテーブルなどに使えます。写真では見えませんが、散水等に便利な水栓とボウルも。

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